10/22 体調とか

少し早起きして、ちょっとひと仕事。そのあと町医者に行ったら、「ちょっともううちでは手に負えないので大きなところで検査してください」と紹介状を書かれる。この病院には総計で1万円ちかく払っているはずだけど……最初から大病院に行けばよかったのではないか……。とゆうか、難病だったらどうしようと、昨日観た『AIA』の影響もありかなりへこむ。

死ぬことに未練が、みたいなことではないのかもしれないけれども、やっぱり今いろいろやりかけのこともあるし、健康が十全でないような状態が続くのはあまり好ましくない。しかし結局のところ、原因は、それなりの過労と睡眠不足だろう。こうした事態もあと数日で終わる、と思ってなんとか乗り切るしかない。でもそのあとはちょっと自分のペースを取り戻したい。いろいろコツのようなもの(?)も分かってきたし。

てゆうかペース取り戻さないとマジで命危ないと思うのでそうさせていただきます。



昼は下北沢で絶対安全ピンの『one box』を観る。これについてはワンダーランドのクロスレビュー挑戦編に書くつもり。



そのあとイーハトーボにいったら、店主が、「He+Me=2」のプルサーマル・フジコの原稿が良いと言ってきたお客さんがいたよ、と教えてくれて、なんかそうゆうアナログな感想って嬉しいものだなあと思った。まあ何の捻りもない直球の原稿なんですけどね……。



それで、小籠包を買って、もぐもぐしながらアゴラまで歩いて、マームとジプシー『Kと真夜中のほとりで』の2回目を観る。今回はフロントの出城みたいになってる場所の席が空いてたので、そこに座った。俳優が近い、とゆうか、ほとんど舞台上に客席があるので、全然見えるものが違った。たとえば、実子やあっちゃんの長台詞の時に、彼女たちの背後に観客が見えるのである。……とかとか。あと、音に包まれてる感じが強くて、終始踊っていたような気もする(立ちこそしなかったけど)。

それにしても今回は1対1のセッションのシーンの数々によって構成されているけれども、どのセッションも素晴らしかった。つまり俳優がみな驚くほど素晴らしかった。今、小劇場でもっとも面白い身体と声と動きを持った女優は吉田聡子ではないかと思うくらい今回の彼女は素晴らしいと思っていて、特に初日の段階では、成田亜佑美とのセッションでも吉田聡子のほうに軍配があがってる感じがしたのが、今日はあっちゃんもさすがの空間掌握力を見せていて、その対決がいい意味での摩擦を生みだして爆発的なことになっていて、うわー、凄い、とゆうくらいアゴラの空間に別世界をひろげていた。とゆうかみんな初日よりも圧倒的に空間に馴染んでいるとゆうか、空間に数々のプレイが染みこんでいい感じになってる。あと召田実子×尾野島慎太朗とかも凄いことになってるし、今回は名セッションがたくさんあるね……。電車待ちのシーンとかも今日すごく良かった。てゆうか誰かとかどこかだけを取り出して云々言える感じではなくなっていた今日の舞台。


で、さらに今回はマームとして(藤田貴大として)新たな更新をまた果たしていると思うけれどもそれについてはまだ書かないことにします。とにかく今回は凄いものを呼び込んできている。正直、仕事とか他の公演中でどうしても、とかだと仕方ないと思うけど、今現代を生きていてこの公演を観に行かないとゆう選択肢は、ないな……。Q