今回はこれまでの２回とは趣向を変えて、座談会形式でやってみます。言うまでもなく書き原稿の場合、自分の好き／推したい／信頼しているカンパニーの公演についてのみ書けばいいのですが、こうした座談形式ではそうでない場合ついても言及するほかなく、過…

この日はぐったりしていて、マンスリー・ブリコメンドの更新くらいしかできず。Ｑ

藤沢駅前の古本市で、興味深い本を拾う。最近考えている、美術と演劇のことについて何かしら示唆を与えてくれるかもしれない。鵠沼海岸へ。帽子を買って、海沿いを裸足で歩いていく。貝殻や、死んだカニが、打ち上げられている。まあたっぷり、夏の海を満喫。…

取材がひとつ流れたこともあり、昼、ベルクで景気付けに一杯やってから、北鎌倉へ。とある古民家カフェに行くことが最初の目的だったけれども、予想していた以上に素敵な場所だった。そのあと、山に入る。やや、道に迷う。いくつかの障害があり、でもうまい…

撤去されていた自転車をピックアップし、その足で「yakk」を買いに中野のタコシェに行ったら中山亜弓さんにお会いできて、いろいろお話。音楽雑誌「oar」を見つけたので買った。編集長と面識はなく、この雑誌の存在も知らなかったのだけど、数日前にTLで訃報…

取材がいっこ延期に。最近このパターンが多い気がする。 黒澤明『椿三十郎』。ううーん、ラストのあたりとかはシビれるんだけども、あらゆる点で前作『用心棒』のほうが100倍くらい面白い。たぶん、加山雄三以下、田中邦衛などの９人衆があまりにもオバカす…

黒澤明『用心棒』。大傑作！ 大通りで三船敏郎演じる用心棒とヤクザ一味がジリジリと対峙するシーンの切り返しがかっこよすぎ。ピストル片手にスカーフを巻いた仲代達矢もシビれる。あとこの映画の加東大介ヤバいだろ（笑）。そして新旧黄門様をはじめ脇役陣…

気分的にオシャレをして、撤去された自転車を引き取るために歩いていった。カギを忘れてた。手ぶらで引き返してきた。でも帰り道なんだかウキウキしていて、たぶん今ならどんな素敵な人でも口説けるだろうなって気がした（気分的に）。だけどもそんな気分な…

夜は我が家で座談会。ひさしぶりにいろんな人が来た。深夜、残ったメンバーでなぜか東風戦を囲む。ひとり、まったくの麻雀初心者って人がいたのだがなかなか上手くやってた。呑み込み早し。いちおう勝ったらしいけどほとんど記憶がないのです。Ｑ

想田和弘監督『Peace』。監督自身は引いた位置にいるけれども、それでもカメラが介入することなしにはおそらく生まれてこなかったであろう物語。ひとつとても気になったのは、病室のシーン。あれ、よく撮れたなあ……。早く次回作『演劇（仮）』が観たいです。…

ムサビへ。「mau leaf」7月号完成。新規スタッフ説明会も。予想以上に人が集まって驚きました。でも、相変わらずファイン系が全然いない……っていうか皆無……。次号はZINE特集です。ムサビ在学生のつくってるZINEをリサーチしてるけど、集まるかなー。 そして…

この日は横浜デスロック・デー、と銘打ってよいでしょう。 【タダフラバージョン】まずマチネで東京デスロック『再／生』タダフラバージョン。これは初演の『再生』に構成が近いらしく、とにかくおったまげた。こんなの悪魔か神様にしかできないよー、と驚愕…

DVDで何気なしにヒッチコックの『知りすぎていた男』を見たけども、『裏窓』『めまい』『鳥』『北北西に進路を取れ』のようなきらめきは感じられず。何よりドリス・デイの人物造詣が酷くてイライラした。1950年代とはいえ、これじゃただのヒステリーで無力な…

すっごく楽しみにしていた取材が、先方の飛行機が台風の影響で飛ばず、流れた……。リスケがうまくいきますように。そのほかもろもろ、台風の影響が。それでなんとなく自宅で小津安二郎の『お早よう』。カギをかけないこの土手沿いの住宅群（集落？）は、1950…

アサヒアートスクエアで蓮沼執太プレゼンツによる音楽イベント「ミュージック・トゥデイ・アサヒ」。物販手伝いで入ったので良好な席で観られたわけではないのですが、相当、凄く、最高によかった。空間現代＋２Ｆのカラオケの偶然なるコラボとか超かっこよ…

バンクシーの映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を観る。大変ユーモラスで刺激的だった。と同時に、他人をも作品にしてしまうバンクシーの悪意を感じないでもなかった。あとニューヨークってアートバブリーなのね、とか。 そして渋谷でこんなも…

アップリンクで『未来回路』編集部が主催する「拡張するパーティカルチャー〜ソーシャルメディア時代の新たなシーンの作り方〜」。遠藤一郎、齋藤桂太両氏と。司会は冠那菜奈ちゃん。最初どうなるかと思ったけど、後半は妙なグルーヴが出て盛り上がってよか…

深田晃司監督の『東京人間喜劇』試写会＠映画美学校。ずっと見たいなあ、と思っていた深田監督の作品なんだけど、期待を遙かに超えて面白かった。リアリズムの構築の仕方として瑕疵もないではないと思うけども、そうしたことを凌駕して。ドキュメンタリーぽ…

お待たせしました、7月後半のブリコメンドです（コンセプトはこちら）。前回は紹介する公演が重ならないようにしましたが、今回はその縛りを外したところ、東京デスロック、テスト・サンプル、毛皮族が重複しました。評者ごとに推薦ポイントも異なると思うの…

「mau leaf」がほぼ校了。今回は快快のきょんちゃんこと藤谷香子さんにとあることを手伝っていただいたのでお楽しみに。22日には刷り上がってくる予定。ムサビでしか配布されないんですけど、美術館などにお立ち寄りの際には学外の方もぜひお手にとってみて…

小樽へ。ほんとうは神威岬のほうに少しでも近づけるなら行ってみたいとも思ったけど、すでにバスが出た後。ホルモン屋とかの案内に混じって「択捉島、国後島、歯舞島、色丹島は日本固有の領土です。返還を求めて……」と商店街のアナウンスが流れている町、小…

プルサーマル・フジコが、「ワンダーランド」のクロスレビュー挑戦編で、茶ばしら『茶家 ひみつ基ち』のレビューを書きました。http://www.wonderlands.jp/archives/18192/

この日もどうやらここに書けることはほとんど無い、とても幸福な一日。夕方、東室蘭から再びの一人旅。電車の中で不良高校生に声をかけられていた女の子が顔を真っ赤にしていて、不良たちが降りた後でもじもじしながらやがて眠り、目覚め、乗り換え、誰かに…

いるかホテルで美人姉妹の姉（推定）がよそってくれた和風の朝食を食べ、出発。ここに書けることはほとんど何もないけど、人生において忘れられない一日。学校。雨の湖。午睡。夜の公園で怖い話を聴くだろう。月を見ながら露天風呂に入り、夜汽車が海沿いを…

いるかホテルで美人姉妹の妹（推定）がよそってくれた和風の朝食を摂って、伊達紋別の駅までＴさんと今日の天気について語り合いながら歩いていくと小さな市が立っていて「やあお兄さんたち東京から？ その帽子は東京もんだよねー」などと言われつつアヒルの…

一体いつから日記を書いていなかったっけ？、と遡る今日は7/17。そうだこの日は北海道に出発した。新千歳から、王子製紙の工場が見える苫小牧を経由して列車は進む。北海道の海の向こうはてっきり本州が見えるもんだと思い込んでいたけど、もちろんそんなこ…

ナカゴー『バスケットボール』再々演を上野小劇場で。反復と停滞。そして破綻。独特の語り口やセンスを持ちながらも、それに安住しない形で押し切るのがよかった。場所も超狭くて、わー、小劇場、って感じだったけれども、いつまでもこういう感じでやってほ…

ベルリンと東京を拠点に活動するデザイナー夫婦 シンプル組合 The Simple Society www.thesimplesociety.jp

夜中にふと目が覚めたら、地震が来て、それで起きてしまって、これを書いている。 今日は昼、取材。かっこいい人たちだと思った。テレビで見るより全然かっこよかった。と同時に、何かちょっとした危うさも感じて、そこが、この人がこの人たるゆえんなのかな…

F/Tの記者会見。今年はホテルメトロポリタンで。なんかよい雰囲気だった。内容についてはあらためて何か書くかも。書かないかも。いろんな人に会えて個人的にも楽しかった。めずらしくスーツを着ていったのでちやほやされたけど、明日からしばらく海外にいっ…