2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11/30 大移動

朝、ムサビでの取材が急遽午後に決まる。で、その足で映像学科の展示を観た。やっぱりその人の性格とか手つきは出るのだなあーと思った。時間をかけたり、斬新なアイデアによって作られたものはやはり良かった。あと、おそらくこのゼミでは「言葉」を重視し…

11/29 ファミレス

日記を書く余裕を無くしてしまっていて、実はこれを書いているのは12/8である。たしかこの日は、夜、ファミレスに行った。この時からファミレス通いが始まったといえる。Q

11/28 火吹山状態

ほんとうはお尻に火が付いちゃってる状況で、柿喰う客も田上パルも観に行けなかったわけですが、夜は池袋あうるすぽっとで青山真治演出の『おやすみ、かあさん』。客層がわりかしシニアな雰囲気だったのはどうしてだろう? あとやはり、映画関係者の姿も多数…

11/27 ソウル、クリウィム

『ソウル市民 昭和望郷編』。わたしは観られるのがこの日がラストチャンスだったので、あやうく見逃すところでした。前2作に比べるとガチャガチャと様々なものが複雑に入り込んでいて、スッキリ、とはいかないけれども、まるで篠崎家そのもののようにどんど…

11/26 目白→丸ノ内→六本木

昼、目白の古民家ゆうどにて、 作・米内山陽子、演出・西尾佳織の『名づける』。特に派手な要素や前衛性は感じられないものの、庭に棲みついている猫や、誰かの子供の声、といったものも自然とそれとなく受け入れてしまうような作りには好感がもてた。人間存…

11/25 ムサビデー

さて、今日はがんばらなくてはいけない。お昼からムサビに出かけて取材2本。合間に12号館下の食堂で食べていたら某君がやってきた。ちょうど相談事があったので好都合とばかり、後で国分寺あたりにでも飲みに行こうと約束する。2つめの取材は随分長引いた…

11/24 飲んだくれる(いつものことだが)

昨晩の官能教育の余韻、とゆうよりは衝撃の余波のようなものに包まれてしまっていて、全然身体が動かなくて、まいつた。それでやむなく、美の湯までチャリンコを飛ばして湯船につかったのであつた。 夜、だいぶ遅い時間になって、HB橋本くんと高円寺で飲んだ…

11/23 やってみないとわからんよ

俳優の山内健司さんがこの日、1日で3種類の舞台に出るのだ、と数日前に知ってなんだか気になってしまい、こうなるといてもたってもいられなくなり、結局、追いかけることにした。青年団『ソウル市民』、『ソウル市民1919』、そしてproduce lab89「官能教育…

11/22 毛布

ちょっと落ち込んでいたけれども、結果的にはとても良い日だった気がする。新しい毛布をひとつ買った。新宿でレバ刺しを食べた。 そう、ほんとはユーロスペースでの映画祭「NO NAME FILMS」に行くつもりでした。木村有理子さんの新作が気になっているのです…

11/21 悪い芝居『駄々の塊です』

王子駅を降りたところで鈴木励滋さんに会う。さらに劇場に着いてみると、カトリヒデトシさん、日夏ユタカさん両氏もいて、かなり珍しく(たぶん初めて)、徳永京子さんを除くマンスリー・ブリコメンドの面々が同じ日に顔を合わせた。ので、ちょっとテンショ…

11/20 自作自演

水天宮ピットで『自作自演』。宮沢章夫と戌井昭人が自作の小説やエッセイを朗読し、対談する。司会は徳永京子。戯曲と小説の違い、などについて。2人のスタンスは違うけれども、「町」や「歩く」といったことに対して、確かに共通するものを感じた。それに…

11/19 『往転―オウテン』

嵐のような雨。折れた傘がそこらに転がっていた。 シアタートラムで『往転―オウテン』。素晴らしい舞台だった。この日記を書いている11/21現在ではすでに公演も終わっていると思い、ネタバレしています。見たくない人は以下読み飛ばしてください。 ある夏に…

11/18 スライディング

三塁からホームベースに向かってヘッドスライディングして、煙がもうもうと立ちのぼるような日だった。おつかれさま。Q

マンスリー・ブリコメンド(2011年11月後半)

大変遅くなりました、11月後半ブリコメンドです(コンセプトはこちら)。今回から日夏さんの提案で、会場の最寄り駅を表記するようにしてみました。 なお、カトリ企画がこのたびプロデュースした雑誌「BOLLARD」の中のインタビューで、カトリヒデトシさんが…

11/17 不思議な建築物

昼、ようやくブリコメンドをアップしてムサビへ。「mau leaf」の「気になるあの子」の取材。かなり楽しかった。インタビュアーを務めてくれたSさんの全然構えない感じもよかった。ただ今日はなんだか眠くて眠くて(インタビュー時を除く)、エミュウで2回も…

11/16 忘年

相変わらず低調ではあるけれども、そんなに悪くもない。仕事できるし、文章も書ける感じになってきた。図書館に借りっぱなしだった本を返す。事務作業、などなど。うん、悪くないね。 来年はなんだかとても楽しいことになりそう。もちろん薔薇色の未来が誰か…

11/15 準備

やや風邪っぽい症状。それでも何かしなくては、と思って近所のカフェに籠もってみるものの、まともにタイピングすらできず。こら、あかんわ、と思って帰宅してサッカーの北朝鮮戦を観ながらぼんやりしていたら、だいぶ持ち直してきた。夜は食事の約束があっ…

11/14 赤ひげ

疲れが出たのか、寝ても寝ても眠たかった。それでいっそ今日は店じまいにするか、と思っていたら、桜井さんとシノダが西荻窪で飲むとゆうので、ついフラフラと出かけていった。で、酔っぱらいシノダを見送ったあと、桜井さんとワインバーで終電まで。 そうい…

11/13 F/Tクロージング

ぐったりしていたけれども、ジェローム・ベル『ショー・マスト・ゴー・オン』を観に埼玉へ。二階席から観た。「劇場」の立ち上げ方は期待をそそるものだったけれども、結局のところ「ただのエンターテインメント」にしか思えなかったのは、この作品が、その…

スナックちからvol.3

11月12日(土)、お酒を飲みながらの トークイベント「スナックちから」、またやります。 http://snac.in/?p=1658 今回はライターの橋本倫史くん(@hstm1982)に、全国各地の「ドライブイン」についてレポートしていただきます。東北、北陸、中国、九州など…

11/12 スナックちから

スナックちから、長時間にわたりお付き合いくださったみなさまありがとうございました! そして「ドライブイン」についてプレゼンをしてくれた橋本倫史くん、本当におつかれさまー。ぜひまたさらにパワーアップした内容で再度登場いただけたら嬉しいです。あ…

11/11 コツブ

中央線方面でまず一件打ち合わせ。こんなへんてこなことに取り組んでるのって今世界中でうちらだけじゃないか、と思えるような前衛的・先鋭的な内容ではありました。ともあれ個人的にも、来年以降の視界がだいぶクリアになった。渋谷に移動して、12/23「コツ…

11/10 巌流島流れる

「mau leaf」次号の打ち合わせ。だいぶ進んだ感じはする。そのあと国分寺で軽く一杯。学生たちに「こんなところで油売ってていいんすか?」みたいに言われるも、「巌流島の事例もあるし、遅れていくのもひとつの手なのだよ」などとエラそうにのたまっていた…

11/9 アワード決まる

泥のように眠り、目覚めたら12時8分頃になっていて、慌ててPCを立ち上げてUSTをつける。幸い、F/Tアワードの授賞式と講評会は少し遅れてスタートした。ツイッターにも書いたけれども、非常に公開性が高くてフェアな講評だったと思う。審査員それぞれの考え方…

11/8 なんでもなく

病院に行ったら開口一番、医師から「悪性のものは見つかりませんでした」と言われて肩の力が抜ける。数日前からだいぶ良くなってる気配があったので、まあ大丈夫かなと思ってはいたけれども、ガンの可能性があると言われたのはやはりショックだったので、ツ…

11/7 長い一日

朝、ガス屋さんがうちに来る。ふとっちょの、気のよさそうな人ではあったけれども、こうやって異物が自宅に入ってくることはもしかしたら恐怖でもあるのかもしれなかった。 朝11時に、東京西部の某所にて待ち合わせ。素晴らしい時間を過ごした。ほんとうに、…

11/6 ゆっくり歩く

とりあえず昨日のトークでF/T公募プログラム関連の仕事は終わったわけなので(あとは観るだけ)、ちょっと腑抜ける。お昼を高円寺のくたびれた中華屋で食べたら予想外に美味しくていい感じだった。ふだんよりゆっくりめに歩いていると老婆をたくさん見かける…

3/3ノマド的な移動感覚

― 岩城京子って謎の人ですね。変な話、日本に拠点を置いたままでもたぶんそれなりに重要なキャリアを順調に重ねていけたようにも思うんですけど、ひとつのところに留まらないから、今回もせっかく本を出すのに、その発売日に日本にいないっていう(笑)。岩…

2/3日本演劇の状況

― 日本のお客の立場としては、自分たちが日頃観ているものがどういうふうに世界の中で捉えられうるのか分からないし、逆に世界の演劇事情もよく知らないけど、なんとなくきっとこれは日本ぽいんだろうなあ、という感じだけはある(笑)。岩城 その「日本ぽい…

1/3『東京演劇現在形』とは?

― どういった内容の本なんですか?岩城京子 私とほぼ同世代の演劇作家たちにインタビューしたものです。私の嗜好的なセンスで編集しているので、それなりの意図をもって編み上げたインタビュー集ですね。それぞれに短い序文がついていて、ちょっとした論評に…