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全体として、よい日でした。


御茶ノ水のギャラリーバウハウスで、渡辺美帆子一人芝居シリーズvol.1「小瀧ソロ」。前日、佐々木さんが道に迷って辿り着けなかったとツイートしてたので注意してたけど、ふつうに聖橋から行ったらすぐに分かった。晴れてたし。昼間だし。

初めて入ったそのギャラリーは素敵な空間だった。マリリン・モンローの芝居。と言われているのに、最初、小瀧万梨子さん自身の話ではないかと思ってちょっとドキッとする(当パンにもそんな伏線がある)。ただ、だんだん「あ、マリリン・モンローね」みたいになっていくと、その緊張感が薄れて、よくある女の一生についての話みたいになってしまったのが残念。ひとつひとつのシーンにもっと留まることで、また別のものが見えてきそうな気がするのだが。あと、本家の青年団に比べると客席に向かってセリフを入れていこうとする感じがあって、それ自体はさておき、とはいえもっと演技・演出に「受け身」の部分があっても良かったように思う。一人芝居だから難しいんだろうけど、だからこそ……。あと音の出し方とか面白かった。実験精神があってよかった。Q