12/31 大晦日

この日記はいつも、数日後に書いていることがほとんどなのですが、今日は、早めに書いてしまって、新年を迎えようと思います。現在、午後6時。あと数時間で新年がやってくることが、まだ信じられない感じもする。

午前中、橋本倫史くんの日記を読んだ。なんだか感動してしまった。北国、寒そうだなあ……。(キーワードを入力しないと読めないかも)

http://d.hatena.ne.jp/hbd/20111229


スーパーに買い物に。買いすぎた。3600円也。買いすぎだろう。飴屋さんのつぶやきを読んでいて、やっぱり飴屋ファミリーは法的には家族の形態をとっていないんだなと知った。でもなんとなくそれは分かっていた。今年は、苦しい時に、飴屋ファミリーのことを何度も思い浮かべた。わたしは、家族、といったものに今ひとつ懐疑的だったんだけれども、ああいう家族ならいいな、そうありたいな、と何度も励まされたのだった。

テレビ東京で、映画『上を向いて歩こう』を観た。1962年。こうゆう古い映画どんどんテレビでもやってほしいな。坂本九はこの時20歳くらいだけど、こりゃ、人気者だったろうなあ。吉永小百合、可愛かった。



今年はやっぱり震災のダメージが大きかったし、まだ計り知れない。今も、仮設住宅や避難所のような場所で過ごして、このまま越年する人たちだっている。家が流されたり、故郷を喪失したり、大切な人を亡くした人……そういったことを想像することでさえも、すでに、反・倫理的なのではないか、と思わざるをえないくらい、深い傷がある。

わたしは震災の前から、様々なものが変化すると思っていた。震災で「変わった」ことの多くは、そのような変化が加速したのにすぎないとも考えている。ただ、さすがにここまでの加速が起きるとは想像もしていなかった。これから先どうなるのかなんてことも全然未知だ。手探りで生きていくだろう。これまでもそうだったのだから。ただ、2012年は少し意識をひとつ高く持ちたいと思う。あるいは、地下深くに潜るように。

変化はこれからも起きるはずだ。それを良く観察すること。だけど、傍観者ではいられない。なんらかの形でそこに関わっていくことになるだろう。それを怖れないこと。でも、ただ流れに乗るような(呑まれるような)ことはきっとしないと思う。


さて、5月から毎日つけてきたこの日記ですが、ここでひと区切りして、「はてなブログ」がオープンしたらしいので、そちらを使ってみようかなと思います。もしかしたら日記の書き方も少し変わるかもしれない。今後ともよろしくお願いいたします。よいお年を。Q

http://bricolaq.hatenablog.com/