8/28 1日目、弥次喜多珍道中

結局朝までほとんど眠れず、1時間ほど仮眠をとって電車に乗り込んだ。青春18切符を買って湘南新宿ラインへ。横浜で鈴木励滋が乗り込んでくる。しばらく、東海道をのんびり二人旅。海を見たりしながら、真鶴、熱海、三島、清水……。

 
 

途中、東京デスロックが公演している袋井で降りようかと真剣に迷ったけども、後ろ髪引かれつつも通過。名古屋で途中下車して手羽先を食べる。名古屋駅周辺の店はどこも長蛇の列ができていた。


大阪に着いて芸術創造館へと向かう。子供鉅人『バーニングスキン』。ほんとに素晴らしかった。これだけで大阪来た分のモトは取ったな、とゆう感じ。戯曲はこのテーマならもっと書き込める気はしたけども、しかし複数のレイヤーによってキャラクターたちがメタモルフォーゼしていくのはとても面白いし、笑いも客席に媚びてない。ごく自然にシームレスに観客を巻き込む力がある。とりわけジェニファー役の男の子の身体の動きや芸達者ぶりに目を奪われる。カーテンコールも素敵。水着女をやっていた女優が客席を見ている感じに何か心を惹かれた。


終演後、励滋さんは最終の新幹線に乗るために猛ダッシュ。ここでお別れとなる。内心、乗り遅れたら夜一緒に飲めるなあ、と悪いことを考えていたのだが、幸運にも(?)新幹線に間に合ってしまったようだ。それでわたしは動物園前駅周辺に予約したホテルに行き、やはり仕事で大阪に来ていた宮永くんを待った。ホテルはゲストハウス然としたシンプルなもので、様々な肌の色をした外国人が宿泊していた。1部屋3000円、ひとり1500円で宿泊。宮永くんとは通天閣に飲みにいく。24時間営業の店が幾つかあったのでビールと串カツ。もう一軒行きたかったけども、目を付けていたおでん屋がちょうど店じまいするところ。結局コンビニでお酒を買って部屋で少し飲んで眠る。Q