11/14 赤ひげ

疲れが出たのか、寝ても寝ても眠たかった。それでいっそ今日は店じまいにするか、と思っていたら、桜井さんとシノダが西荻窪で飲むとゆうので、ついフラフラと出かけていった。で、酔っぱらいシノダを見送ったあと、桜井さんとワインバーで終電まで。


そういえば、黒澤明の『赤ひげ』を観た。さすがに家を売ってまで映画を撮っただけのことはあるなと思った。もちろん、売る家があるだけマシ、とゆう言い方もできるのかもしれないけども、1965年、すでに名声を確立していた黒澤明は相当のリスクをもって臨んだのだろうし、その背景にはやはり、1964年の東京オリンピックとともに爆発的に普及したテレビの存在があったのだと思う。それはそれとして、やはり消費社会化する以前の戦後(1945〜68年あたり)のエンターテンメントには何かしら惹きつけられるものがある。ここから、2011年以降の新しいエンターテインメントを再考してみたいと夢想するのでした。Q