11/17 不思議な建築物

昼、ようやくブリコメンドをアップしてムサビへ。「mau leaf」の「気になるあの子」の取材。かなり楽しかった。インタビュアーを務めてくれたSさんの全然構えない感じもよかった。

ただ今日はなんだか眠くて眠くて(インタビュー時を除く)、エミュウで2回も珈琲を買ってしまった。冬眠したい時期なのか。ついこのあいだまでの張り詰めた気持ちがなくなって、ようやく平常時の身体に戻りつつある感じ。なかなか悪くない。

取材が終わって、国分寺のいつもの店で某氏と熱燗を飲んで、まあ恒例といった感じで帰ってきたけれども、ますますいろいろワクワクしてきた。



そして朝4時に目覚ましをかけて、それまで短いあいだ夢を見た。そこは素晴らしい建築物で、目覚めてから感動して、そうか、ムサビの美術館と国分寺の飲み屋と新宿の地下街がドッキングしたような場所だな、と思ったけれども、果たしてそうだろうか。それで言い表せているのだろうか? 日夏さんが「それって競馬場の構造だね」みたいに指摘してくださって、なるほどその通りだと思った。しかし夢で見た建築物は、もっと縦に長くて、地下も少なくとも12階くらいまであったのだ。上も見えないくらいまであった。地下がリゾーム状で、上はジャックの豆の樹みたいな。ある部分は吹き抜けの三層構造のようになっていて、それは現世と、天国と、地獄のようなものだったのかもしれない。

とにかくその建築物はわたしをワクワクさせた。決してくつろげるような場所ではないのだが。これまでもしばしば夢の中でわたしは巨大な建築物を彷徨ってきたけれども、いずれも構造が複雑でセミ・ラティス的になっていて、つまり現在が何階であるのかが特定できない。いったいわたしはどこにいるのかしら? そこには複数のスローブがあり、円形構造があり、住人たちは部屋をとっかえひっかえしている。つまりまったくデコボコな、デタラメな建築物なのだった。Q