2014-01-01から1年間の記事一覧

『下北沢ものがたり』本多一夫インタビュー

『下北沢ものがたり』(シンコーミュージック)で、本多劇場グループ代表の本多一夫さんにインタビューしました。シモキタがどうやって演劇の町になったのか、当時の熱い話などを伺っています。本多さんは豪傑でした。聴きながらかつての情景が脳裏に浮かび…

神奈川・立ち呑み文化放談Vol.1「悪場所とアングラ」

神奈川の文化発信ポータルサイト・マグカルで、「神奈川・立ち呑み文化放談」というのをやりました。立ち呑み屋でアーティストと話をするという夢のような企画ですが、なんとびっくり、連載です(今年の4回はやるそうですが、打ち切られると悲しいので応援し…

演劇センターF

演劇センターF、オープンしました。 何をやるの? どんな場所なの? ということは、おいおい。Qhttp://www.tcf-project.net/

「シアンの途中 ―徳永京子の稽古場見学記―」#1 遊園地再生事業団『ヒネミの商人』

第1回 遊園地再生事業団 『ヒネミの商人』 見学日&場所:3月11日 @座・高円寺地下稽古場公演情報 期間:3月20日(木)〜30日(日)、会場:座・高円寺1、料金:一般5000円 http://hinemi.roa-polo.com 〈既知〉と〈未知〉 行く前にぼんやりと考えていた…

『RE/PLAY(DANCE Edit.)』Forumに寄稿

多田淳之介演出『RE/PLAY(DANCE Edit.)』のForumに寄稿しました。タイトルは「ダンスの閉塞感、を突破する演出とファンタジー」です。Qhttp://www.wedance.jp/replay/ http://replay-forum.blogspot.jp/?m=1

「ele-king」vol.13インタビュー新連載

これまで演劇コーナーの原稿を執筆してきた「ele-king」ですが、vol.13からインタビューの新連載となります。「Playing Interviews」というもので、第1回は、東京デスロック主宰の多田淳之介さんにインタビューしました。タイトルは「演劇LOVEから”拠点アジ…

現代演劇のサウンドスケープ@京都

3月25日(火)18時から、地点・三浦基さんと、空間現代・野口順哉さんと京都(京都芸術劇場春秋座 楽屋2)で話します。お題は「現代演劇のサウンドスケープ②―劇団地点における「音」と「ドラマ性」について」です。主に地点『ファッツァー』を中心に語り合う…

マンスリー・ブリコメンド(2014年3月)

3月のマンスリー・ブリコメンドです(コンセプトはこちら)。気づけば三月。今月も魅力的な作品が続々上演されていますが、その中でも特別のおすすめを選んでお届けします。あたたかくなって、桜が咲くのが待ち遠しいですね。(落)★メンバーのプロフィール…

「油脂越しq」レビュー@「ミュージック・マガジン」

「ミュージックマガジン」3月号に、Q「油脂越しq」(「こq」)のレビューを書きました。p190。「一緒に魚肉ソーセージ食べませんか?」というタイトルはわたしではなくて編集部がつけてくださったものです(笑)。Q

三浦基インタビュー@「シアターガイド」

「シアターガイド」4月号で、KAAT×地点『悪霊』について演出家の三浦基さんにインタビューしています。ドストエフスキーとチェーホフとの違い、その語り口、そしてロシアについてなど……。少しだけ京都の新拠点アンダースローのお話も伺っています。公演は10…

映画『ソウル・フラワー・トレイン』を観て監督とフジコと朝まで飲むかい?

現在、池袋シネマロサのレイトショーにて、3/6まで映画『ソウル・フラワー・トレイン』(西尾孔志監督)のアンコール上映が行われています。その3/5の21時の回に、アフタートークで西尾監督とお話するのですが、終わって軽く一杯とかやってたら横浜までの終…

TPAMエクスチェンジでのプレゼン資料

2/15のTPAMエクスチェンジで使用したレジュメとパワポの資料をPDFにして公開します。パワポのほうは、ダウンロードして見ていただいたほうが読みやすいと思います。Q【レジュメ】 http://bricolaq.com/page/TPAMexchangeresume.pdf【パワーポイント】 http:/…

8.「これから」について

――最後にお聞きしたいのですが、今この中で、これから演劇をつくる……演出家・俳優などアーティスト側をやりたいひと、どれくらいいます?……3人。じゃあ制作もしくはスタッフなど、支える側で関わりたいひと。……3人。じゃあ批評をしていきたいひとはいます?……

7.字幕問題

福井 『現在地』(チェルフィッチュ)でも出てましたね、英語の字幕。清水 あの字幕ぜんぜん見えなくて、日本人でよかったと思った。杉本 ちっちゃかったですね。宮坂 『いのちのちQⅡ』(Q)も字幕が右端の小さいテレビだけに表示されていたので、外国の人は…

6.『ガネーシャvs第三帝国』

――福井さんはバック・トゥ・バック・シアターのワークショップに行ったんですよね。福井 最初の方に出ていた話とも関連しますが……日本人はやっぱりおとなしくて、休み時間もディスカッションにならないのがもったいないと感じました。 ワークショップは基本…

5.『100%トーキョー』

――演劇かどうかという話では、『100%トーキョー』で出演者の一人が「これは演劇だと思いますか」と問いかけていたのが印象的でした。中村 『100%トーキョー』は、私もブログキャンプで座談会をやりました。演出家のかたは、理想としてはリハーサルせず舞台…

4.『光のない。(プロローグ?)』(小沢剛)

――小沢さんの『光のない。』は観ましたか?中村 私は舞台のボランティアだったのでゲネプロを観ました。ネタバレ状態で観てたのであまり作品としての感想は言えないけど、いろんなことを心配しました……(笑)。――私はまず入って会場の様子を見た瞬間に、F/T…

3.『光のない。(プロローグ?)』(宮沢章夫)

杉本 ハンガーにかかった服が泣けるんですよ。あれどう思われました?中村 もう死んでるんだなと思いました。でも4着しかないから、あと1人はなんなんだろう、どこにいるのかな、と。宮坂 まだよくわからないです。中村 私もそうだけど、あの服で全体が掴め…

2.『石のような水』(松田正隆×松本雄吉)

――ここにいるみんなが共通して観ているのは『石のような水』ですね。わたしたちの年齢で松田さんの新作戯曲を見る機会はこれまでなかったと思いますが(一同「そうですね」「初めてでした」)いかがでしたか?宮坂 美術が美しかったのと、「なんか凄いんだろ…

1.全体について(学生パス・運営など)

――突然の呼びかけにも関わらず、お集まりいただきありがとうございます。今日はLikeでもDisでも好き勝手に喋りましょうというコンセプトなので、よろしくお願いします。一同 よろしくお願いしまーす。――まず皆さんにF/T13全体についての印象を聞いてみたいと…

F/T13学生座談会

2013年12月某日、「F/T13学生座談会」と銘打つ会が都内某大学キャンパス構内にて催された。参加条件は「F/T13(フェスティバル/トーキョー13)を何かしら観た・参加した学生であること」。twitterでの呼びかけに応じ集まった大学院生、大学生と高校生の計7…

マンスリー・ブリコメンド(2014年2月)

2月のマンスリー・ブリコメンドです(コンセプトはこちら)。 ★メンバーのプロフィールはこちら。http://d.hatena.ne.jp/bricolaq/20120930/p1 今月のブリコメンド 藤原ちから/プルサーマル・フジコ twitter:@pulfujiko 日夏ユタカ twitter:@hinatsugurashi…

CoRich舞台芸術まつり審査員について

「CoRich舞台芸術まつり!2014春」の審査員が発表されました。2012年、13年と審査員を務めて参りましたが、ご覧のとおり、今回は審査員になっていません。といってももちろん喧嘩別れしたとかでは全然なく、現在の自分のやりたいこと、やれること、やったほ…

2/4 「PPR空想地学研究所」報告会

2月4日(火)19時半より、Tokyo Art Research Lab「プロジェクト実践ゼミ」岩田とも子の「PPR空想地学研究所」第1回報告会にて、聞き手を務めます。ちょっと他流試合(?)の様相もありますが、さてどんな話になるのでしょうか。http://www.tarl.jp/cat_voic…

TPAMエクスチェンジ参加

2月14〜15日に行われるTPAMエクスチェンジ・グループミーティングに、藤原ちから、山崎健太、落 雅季子の3人で参加します。テーマは「批評/ドラマトゥルク/メディアの可能性」。 アーティスト/制作者/観客たちにとって、紹介記事やインタビューは公演単…

BricolaQのコンセプト(ver.2.0)

2011年5月、まだかなり不穏な状況の中で、どんな予測不可能な事態にも対処できるようなフットワークの軽い「小さなメディア」として、わたしはこのBricolaQ(ブリコラQ)を立ち上げました(当時のコンセプトはこちら)。そして今、BricolaQは「ラボラトリー&…